マシナリウムをクリアしました。
絵本のようなスチームパンクの世界を、謎を解きながら旅するポイント・アンド・クリック型のアドベンチャーゲームです。
キャラクターのしぐさやオブジェクトがヒントとして点在しており、しっかり探索すれば自力で解けるようになっています。答えに気づいたときの達成感があり、謎解きを楽しめました。
良かった点
解きごたえのある謎解き
キャラクターのしぐさやオブジェクトがヒントとして点在していて、しっかり探索すれば自力で解けるのが達成感を味わえて楽しかったです。
主人公の身体が伸び縮みするので、身体を伸ばして高い場所のものを取る、身体を縮めて狭い場所に入るなど機械ならではの謎解きもあって面白かったです。

簡単なヒントもすぐに確認できるので詰まるポイントはかなり少なくて良かったです。
後半の謎解きはかなり難しいですが解けたときの達成感はとても大きかったです。
謎解きがどうしても解けない場合の救済手段があるのも良かったです。ただし、簡単に答えを見られるのではなく、ヒントを見るためにミニゲームをクリアする必要があります。その手間によって「ミニゲームをするくらいなら、もう少し自分で考えてみよう」と思える仕組みになっていて良かったです。
絵本のような温かみのあるグラフィックと機械が織りなす独特な世界観
絵本の中にいるような独特のグラフィックが世界観にマッチしていてとても良かったです。
錆びた機械や配管が密集した街並みには強いスチームパンク感があり、大友克洋監督の『大砲の街』を思い出しました。
登場人物たちが、こちらの分かる言葉を発さず、イメージやしぐさで伝えてくるのが良かったです。最初のチュートリアル以外では現実の言葉が出てこないので、この機械の世界に最後まで浸ることができました。

可愛らしいコミカルなキャラクターたち
キャラクターたちが全体的にコミカルに動くのがとてもかわいかったです。
ちょっとした変装に騙される守衛や、ラジオの音楽に合わせてノリノリで踊る住民など、見ていて楽しい個性豊かなキャラクターがたくさん登場しました。
住民たちの困りごとを解決することが、次へ進むためのギミックになっています。助けた住民が幸せそうにしているのも良かったです。

気になった点
敵の目的がよくわからなかったです。特に終盤に登場するキャラクターをなぜ襲ったのかがよくわかりませんでした。
五目並べやインベーダーゲームのようなミニゲームを強制されるのが、少しテンポを阻害しているように感じました。ミニゲームそのものの出来は良かったです。
まとめ
スチームパンク感のある世界観を絵本のようなグラフィックで描いているのが、独特で温かみのある雰囲気が良かったです。
謎解きやキャラクターのしぐさ、会話も世界観をしっかり守っていて、最後まで世界観に没入できてよかったです。
謎解きや、イメージとしぐさを使ったキャラクター同士のやり取りも作品の雰囲気に合っており、最後まで世界に没入して楽しめました。
短時間でサクッとクリアできる適度な難易度の謎解きゲームで、プレイ後の満足度はとても高かったです。