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【ネタバレなし感想】魔法少女ノ魔女裁判|魔法と心の闇が絡み合うデスゲーム

プレイ情報

  • プレイ時間:約30時間
  • プラットフォーム:Steam
本編導入シーン

魔法少女ノ魔女裁判をクリアしました。

魔法を使える少女たちが屋敷に軟禁され、少女たちのトラウマが原因で起こる殺人事件を解決していきながら、物語の謎が解けていくアドベンチャーゲームです。

それぞれ固有の魔法をトリックに使った殺人事件を解き明かして事件の全容が判明していくのが楽しかったです。

こんな人におすすめ

  • ストーリー重視のデスゲームが好きな人
  • ダンガンロンパが好きな人
  • グロテスクに耐性がある人
  • 暗いストーリーが好きな人

良かった点

ダンガンロンパに似ているが、より物語重視

ダンガンロンパのように導入・殺人・裁判・結末の4パート構成になっています。

導入パートの会話

導入パートはダンガンロンパのような自分で選択したキャラクターと親睦を深める要素は無く、決まったシナリオを読み進めていきます。

たまに選択肢が現れて正規ルートとBAD ENDに分かれたり、マップから行く場所を選択する要素があります。

マップで行く場所を選択するのもどこからシナリオを読み進めるかの選択で、すべて見てから次へ進みます。

殺人パートはマップから行く場所を選択して、その場に行ったら会話が始まり証拠が手に入ります。

ダンガンロンパと異なりポイントアンドクリックで調べる場所を決めたりはしません。

魔女裁判パートはダンガンロンパのようなノンストップ議論で、文字の色が違う箇所に「指摘」をして正しい指摘だと議論が発展します。

また選択肢や証拠を突き付けることでも議論が発展します。

ダンガンロンパのようなミニゲームは無く、個人的にミニゲームによってはテンポが損なわれる感じがしたので魔法少女ノ魔女裁判のほうがテンポよく議論が進んでいくように思いました。

魔女裁判もダンガンロンパのようなHP制ではなく各議論ごとに時間制限があるだけなので、最悪総当りで解ける点は謎解きが苦手な人でも遊びやすいです。

全体を通じてダンガンロンパよりストーリーに比重をおいたゲームに感じました。

指摘できる発言

魔法が事件とキャラクター描写の両方に生きている

全員が固有の魔法を持ちます。

この魔法が事件のトリックに使われているので、現実的に無理のあるトリックに説得力があります。

全キャラクターが自分の魔法を明かすわけではないので、議論を通じて判明することも多いです。

この事件を起こすにはどのような魔法が必要なのか考えるのが楽しかったです。

魔法もキャラクターの生い立ちやトラウマに絡んでいるのでキャラクターの個性を引き立たせるのに役立っていました。

魔女裁判後の犯人の処刑でも本人の性格やトラウマが反映されていて、個性が現れていてよかったです。

少女たちはストレスに晒されると魔女化していきます。

魔女化が進んでいくと魔法が強力になる代わりに、強い殺人衝動が起こり最終的には化物のような姿になって理性を失います。

この設定が本来なら殺人を起こすほどではない動機で殺人事件を起こしてしまうので、設定的にも殺人事件が起こることに納得ができました。

また、トラウマを刺激されると特に強いストレスがかかり魔女化が一気に進むのもキャラクターそれぞれが爆弾を抱えていて個性になっていてよかったです。

ハンナの空を飛ぶ魔法

続きが気になるストーリーと伏線

物語開始時点から数々の謎が出てきます。

魔女とはなにか?

魔女因子とは何か?

主人公エマのことをヒロが嫌悪している理由は?

黒幕は誰か?

軟禁されている屋敷の謎

これらの謎が増えていきだんだんと判明していくのがとても気持ちよかったです。

殺人事件も次は誰が殺されて誰が犯人なんだろ?と謎を解き明かしたいという気持ちが早く続きを見たいって気持ちになって楽しかったです。

最後には伏線が綺麗に回収されていてよかったです。

選択肢は間違えるとBAD ENDに直行しますが、選択肢の段階でオートセーブされるのでやり直しは容易です。

また、BAD ENDに行く選択肢はドクロマークがあるので選ぶ前に正解がわかります。

僕みたいにすべてのルートを一通りみたい人にも、正規ルートだけみたい人にも親切な設計で良かったです。

この機能はオプションでOFFにできるので選択肢のネタバレを見たくない人にも配慮されていてとても良いと思いました。

魔女とは?

気になった点

議論をスキップできない

議論は早送りがありますが正解が議論の最後の方だとすべて聞かなきゃいけないのは不便でした。

スキップ機能があったらよかったなって思います。

過去の会話を思い出すのが大変

数話前の導入パートの会話が事件の手がかりになる場面があって、証拠に記録されないので思い出すのに苦労しました。

議論によって制限時間の厳しさが違う

制限時間が「15分、25分」など議論時間は決まっています。例えば議論によっては制限時間15分で議論1サイクル2分のもの、制限時間15分で議論1サイクル3分のものとあります。

後者の場合1サイクルの最後のほうが正解の指摘箇所だと、考えて数サイクル聞いているだけで制限時間ギリギリになるので難易度が上がるのが気になりました。

一部BAD ENDは少し強引

一部BAD ENDには無理やり感が強いものがあり残念でした。

まとめ

ダンガンロンパの影響は強く見られますが、差別化して個性が出ていてとても面白かったです。

魔法と少女たちの過去を事件に組み込んだところに独自性を感じました。

好きなキャラクターが退場していくのは悲しかったけど、それだけ感情移入できる場面が多くてよかったです。

ストーリーを追う手が止まらなくなる良作アドベンチャーでした。

推しが死んだり辛い展開が続いても最後までプレイしてほしい作品です!

アンアンとノアのコンビが可愛くって尊かったです。

アンアンとノア可愛い…

同社の作品が2026年発売予定で2作「魔法少女ノ因習村」と「配信少女ノ裏垢迷宮」が発表されているので発売されたら遊ぼうと思います。

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